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坐骨神経痛の漢方薬|桃核承気湯・疎経活血湯・桂枝茯苓丸・芍甘黄辛附湯・当帰芍薬散

 2015/04/05 薬・漢方薬
この記事は約 5 分で読めます。

坐骨神経痛の治療で通院した場合には、内服薬を処方されることが多いでしょう。

ただし、一般の病院で処方されるような薬が体質に合わない・あまり好きではないという方にとって、力強い味方になってくれるのが「漢方薬」です。

漢方薬とは、中国で生まれてから日本に伝来し、日本独自の発展を遂げてきた伝統医学とされています。「病気を治す」ことはもちろんですが、自然治癒力を高めることを目的としています。漢方薬には患者の体質を考慮し、さらにその人に合わせた薬を処方してくれるというメリットがあります。

2種類以上の生薬を組み合わせて作られている漢方薬。もちろん、分量はしっかりと決まったものを使用しており、その効果はたしかなものです。

坐骨神経痛に効果的な漢方薬は、普通の薬とどう違う?

西洋で生まれた薬はひとつの病気に効果的なのに対し、漢方薬は複数の生薬を組み合わせているため、いろいろな病気に効果があります。「慢性的に腰に痛みを感じる」「下肢全体が痛い」といったような、坐骨神経痛の症状にも効果的です。

もちろん、漢方薬は安全ではありますが、副作用はあります。ですが、西洋薬よりはその副作用は軽いとも言われています。食欲不振や発熱、発疹、体のむくみやほてり、動悸・息切れ、血圧が上がるなどの副作用が存在しますが、あまりにひどい場合には我慢せずに医師に相談しましょう。

注意しておきたいのは、いくら効果が高い漢方薬を飲んだとしても、痛みの根源の治療にはなっていないということです。坐骨神経痛の原因の治療は、また別で行わなければいけません。医師や専門家に相談したうえで、治療を行いましょう。

漢方薬における、坐骨神経痛が起こりやすくなる原因

坐骨神経痛は漢方の世界において「血の巡りが悪くなっている」「水分で体がむくみ、気の流れが停滞している」というイメージで語られることが多いようです。また、「体の冷え」が進行してしまっているせいで、血行の流れが悪くなり、体に水分がたまりやすくなっているという話もあります。

それを改善するために、漢方薬では「血の巡りが良くなる」「体の余計な水分を体外に排出する」「体を温める」効果がある漢方薬を使用することになるでしょう。また、坐骨神経痛の方は腰の痛みや下肢のしびれのせいで、便秘になる人も多いとされています。そのため、便秘対策の漢方薬を処方されることもあります。

それでは、坐骨神経痛でたびたび使用される漢方薬についてご紹介していきましょう。

坐骨神経痛に効果的な漢方薬① 「桃核承気湯」「疎経活血湯」「桂枝茯苓丸」

桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

「血のトラブル」に効果的な漢方薬であり、飲み続けることで血行を良くします。

腰痛の改善のために使用されることが多い漢方薬です。それ以外に便秘にも効果がありますが、高血圧の方にありがちな頭痛やめまい、肩こりにも効果があります。

それ以外にも、不安やイライラを鎮める役目もありますし、女性の生理不順や月経痛にも効果があるそうです。

疎経活血湯(そけいかっけつとう)

血の巡りを良くする漢方薬です。坐骨神経痛以外にも、筋肉や関節の痛みや炎症などにも使用されることが多いでしょう。どんな世代の人でも安心して使える漢方薬です。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

こちらも血液の巡りに関係している漢方薬です。坐骨神経痛にはもちろん、月経痛や更年期障害にも効果的とされています。

それ以外にも「めまいがする」「肩の筋肉がこりやすい」「のぼせの症状があるのに、冷え症でもある」という方も改善の見込みがあります。

坐骨神経痛に効果的な漢方薬② 「芍甘黄辛附湯」「当帰芍薬散」

芍甘黄辛附湯(しゃくかんおうしんぶとう)

血液の巡りはもちろん、痛みを和らげようという効果が高い漢方薬です。

坐骨神経痛の治療にはよく使用される薬であり、こわばった筋肉や神経への障害からくる痛みをほぐす効果があります。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

女性に使用されることが多かったとされる漢方薬です。

体が弱い方、冷え症や貧血といった症状に悩まされている方に処方されることが多いそうです。疲労がたまっているせいで腰痛になった人には効果が出やすいとされています。

まとめ

坐骨神経痛に効果がある漢方薬は「桃核承気湯」をはじめとして、血行を良くする役割があるものが多いでしょう。漢方薬は「自然治癒力を高める」目的があり、体全体の調子を整えるためにはいい効果をもたらすでしょう。それぞれの患者さんの症状に合わせて処方されるため、効きやすいというメリットもあります。

漢方薬で血行を良くして冷えをとり、体のなかにたまった水分を追い出しましょう。ただし、坐骨神経痛の根源となっている病気の治療にも同時に取り組むことが大事です。

なお、漢方薬についてはその時の体調によって処方される薬が変わってきます。症状に変化がなくとも、その時の体調で処方される薬が変わっていくことがあります。不安に思わず、しっかりと飲み続けるようにしましょう。

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1日5分伸ばすだけの坐骨神経痛改善法


「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」


坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、 やはり根本改善をしていくべきだと思います。

「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」


これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。

そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの坐骨神経痛に特化したストレッチです。

こちらの体験談のページにも記載いたしましたが、私はこのストレッチを続けたことで本当に足腰の痛みがなくなりました。

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