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【寝たきりにも?】坐骨神経痛からくる膝の痛み!原因と対処法とは?

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「坐骨神経痛イコール腰痛」というイメージがありますが、実はその症状はそれだけではありません。坐骨神経痛のせいで、「膝がうまく動かなくなる」「膝自体が炎症を起こして、痛みが発生する」ことがあるのです。

坐骨神経痛のせいで膝にトラブルが起きてしまうのは、珍しいことではありません。しかも、この痛みは放置すると大変なことになってしまうかもしれないのです。

それでは、坐骨神経痛の患者さんが膝の痛みを感じたら、どうすればいいのでしょうか?

無理に歩いたほうが治りやすくなるのでしょうか?

今回はその対処法についてご紹介させていただきます。

この記事の目次

坐骨神経痛と膝の痛みはどう関連している?

疑問女性

坐骨神経痛がひどい場合には、できるだけ歩いたほうがいいのでしょうか?答えはノーです。

無理をして歩き続けると、負担が増し、症状が悪化してしまうことがあります。特に、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが原因で坐骨神経痛が起きている場合には危険なケースも多々あるようですので注意が必要です。

その理由として、圧迫されている神経のまわりは特に炎症しやすくなっているからです。炎症がひどくなると、神経が昂り、痛みを感じやすくなります。なので、ちょっとした歩行だけでも足の痛みやしびれが増してしまうのです。

症状が悪化すると、「動くことができない」「歩けない」という事態にまで発展してしまいかねません。そのせいで寝たきりや歩行困難な状態になってしまう可能性だってあるのです。

ですので、膝の痛みが強い時には、なるべく無理をしないようにしましょう。

坐骨神経痛で「膝だけ痛む」ことはほとんどない?

座り方と姿勢

坐骨神経痛の影響が、膝の痛みにつながることは珍しいことではありません。腰椎椎間板ヘルニアを発症した時などは、神経が圧迫され、下半身に痛みが生まれやすくなります。膝も例外ではありません。

ただし、坐骨神経痛の場合には、膝だけが痛むことはレアケースとされています。坐骨神経痛が原因で膝が痛むという方は、太ももやふくらはぎ、すね、お尻、足裏、足の指などにも痛みや痺れが発生していることが大半とされています。

ちなみに、足の痺れは先端に近付けば近づくほど、悪化していると言われていますので、注意して下さいね。

坐骨神経痛からくる膝の痛みの症状と対策は?

膝の痛み(男性)

坐骨神経痛のせいで膝が痛い場合、具体的にはどのような症状を感じるのでしょうか?

「膝が痛い」「痺れるような感じがしてうまく動かせない」「足に力が入らない」という症状はもちろんのこと、「膝の裏が突っ張る」ように感じる人が多いようです。これは、膝裏にも坐骨神経が通っているからです。

坐骨神経痛は椎間板ヘルニアや坐骨神経の圧迫によって起こることがほとんどですが、生活習慣の乱れで痛みや痺れが起こることもあります。特に、猫背のような前かがみの姿勢や足を組んで骨盤を歪ませる座り方を続けていると、膝にも痛みが発生しやすくなるでしょう。

それでは、膝の痛みはどうやって改善することができるのでしょう?

病院では、痛み止めの内服薬や湿布を処方されることになるかと思います。

自分でも何かしたいという人には、マッサージがおすすめです。痛みや痺れをある程度とることができるでしょう。手でさすったり揉んだりするのはもちろん、水流の強いシャワーを当てるだけでも効果があります。また、軽いストレッチなどをするのもおすすめです。

また、温かいお風呂につかり血行を良くすることも健康管理上とても良いとされています。特に慢性腰痛や肩こりなどをお持ちの方は、身体が緊張し結構状態が良くないケースも多いので、できるだけシャワーだけでは済まさずに、お風呂にゆっくりと入り、リラックスする時間を作るといいでしょう。

膝に痛みを感じたら、まずは病院へ

病院

坐骨神経痛からくる膝の痛みは、決して放置してはいけません。はじめは我慢できたとしても、だんだんと痛みは強くなっていきます。膝に痛みや痺れを感じたら、まずは病院に行きましょう。

どんな症状も早期発見・早期治療が大原則と言われています。「まだ大丈夫そう。何とかなる。」と放っておかずに、なるべく早い段階で専門家に診てもらうことをオススメします。

心理的にもきちんとお医者さんに診てもらい、アドバイスをいただくことで気持ちも安心すると思います。そのうえで、接骨院や整骨院、民間の治療院などへ通うことを検討するといいでしょう。

まとめ

スポーツインストラクター

いかがでしたか?

坐骨神経痛の患者さんが膝に違和感をおぼえることは、よくあることです。だからこそ、しっかりケアを行いましょう。

まずは病院に行き、しっかりと原因を調べてもらいましょう。そのうえで、専門家の指示を仰ぎながらマッサージやストレッチなどでケアするのがいいかと思います。無理をすると歩行困難な状態や寝たきりになる可能性もありますので、自己判断で行う無理な激しいトレーニングなどは厳禁です。

お近くの接骨院や整骨院へ行き、施術していただいているときに、ご相談するのもいいかもしれませんね。

 

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自分でできる腰痛改善法


「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」


坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、 やはり根本改善をしていくべきだと思います。

「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」


これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。

そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。

多数の体験談がございます。併せてご覧ください。

坐骨神経痛

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ヒカル

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ザコナビ編集長のヒカルです。当サイトでは、坐骨神経痛をはじめ、腰痛・ヘルニアなど足腰の症状でお悩みの方必見の最新情報をお届けしております。ぜひ健康的な体を取り戻しましょう。

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