腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の方にオススメの寝具について
椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの痛みで苦しんでいる方には、寝ている時でさえ腰や足が痛くて熟睡できないといった方も多いかと思います。
私もそのうちの一人で約20年間もの長い間腰痛と付き合ってきましたが、痛みが増して症状が悪化するに従い、寝具のマットレスや枕も何度か変えてみました。
そこで今回は私の体験を踏まえて、腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛や腰痛にオススメの寝具についてご紹介します。
この記事の目次
寝ている間も消えない腰と足の激しい痛みで高級マットレスを購入
私は10代半ばから慢性の腰痛を患っていましたが、20代半ば頃になるとその腰痛が次第に悪化し自然に起き上がることは無理になっていきました。
毎朝起きる時は、まず体を横にして手を使って上半身を上げて片足づつベットから下ろして立ち上がる、といったやり方でないと起き上がれませんでした。
そして、ある日突然ぎっくり腰になり最終的には重度の椎間板ヘルニアを患い30代半ばで手術をしなければいけない結果になってしまったのですが、ヘルニア発症時は夜寝ている間でさえも激しい痛みが足と腰を襲い、ろくに眠れませんでした。
どうにかしてこの痛みを解消できないものかと死に物狂いであらゆる情報をインターネットで探したところ、マットレスを変えると痛みが和らぐといった情報をいくつか見つけ、すがる思いで20万円もする高級マットレスを購入しました。
自分の症状、痛みに合った寝具を選ぶことが重要
ヘルニアを発症した際の医師からの説明の中で、
「これが絶対に良いというマットレスはなく、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の症状は人それぞれなので自分に合ったマットレスを選ぶことが重要。」
ということを言われました。
坐骨神経痛、腰痛と一口で言っても、その痛みの症状や痛む場所は人によって全く異なります。
座っている方が楽な人もいれば、立っている方が楽な人もいます。また、腰を丸める体制が楽な人もいれば、逆に腰を反らないと痛いという人もいます。
マットレスも硬いものから柔らかいものまで様々な種類がありますので、自分に合うマットレスを選ぶことが大切です。
自分に合ったマットレスは何か?ということですが、それは一度寝て試してみて体が楽と感じたものが自分に合っているもの、とうことです。
枕等はバスタオルなどで厚みを調節して一番楽な厚みを探してみてください。
値段が高ければ効果があるというわけではない
幸い私の高級マットレスは私の症状にはまあまあ適していたようで横になって寝ると痛みは少し和らぎましたが、それでも痛みが完全に無くなることは決してなく眠れない夜もありました。
ヘルニア手術を受けた後しばらくして、仕事でビジネスホテルに宿泊する機会がありました。
その頃、仕事も忙しくストレッチも怠っていてまた慢性の腰痛が少し出始めていたのですが、ホテルのベットで寝た翌朝はびっくりするくらい快適に起きれ、これまで少し鈍痛を感じていた腰が違った腰を取り付けたかのように軽く感じ、上半身をまっすぐに立てて起きることができました。
こんなに自分の腰が軽くなることがあるなんて信じらず、この瞬間まさにあの医者の言葉を思い出し、自分に合っているマットレスを選ぶことの重要性を実感しました。
まとめ
腰痛や坐骨神経痛を改善するのに寝具を変えてみるのも一つの方法です。
寝具の良し悪しは値段で判断するのではなく、自分に合ったものを選ばなければ最適な効果を得られません。
適した寝具を使うことにより足腰の痛みを軽減することは可能ですが、しかし、残念ながらどんなに良い寝具を使用してもそれだけではヘルニアの原因を取り除くことにはならず痛みは残ります。
自分に合った寝具選びも大切ですが、それ以上に大切なのことはヘルニアによる痛みの原因自体を取り除くこと、つまり運動などで筋肉を作り脊髄や腰の負担を軽減してあげることが一番の最善策であることも忘れないでください。
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自分でできる腰痛改善法
「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。
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