こむら返りを速攻解消!スポーツトレーナーが教える対処法と予防法
夜中に突然襲ってくるふくらはぎの激痛に飛び起きた経験はありませんか?
スポーツ選手が足をつっているのをテレビなどで見たことがありませんか?
夜寝ている時、プールで泳いでいる時など、こむら返りが起こるのは突然です。
この痛みをすぐに解消する方法と、こむら返りを起こさなくする方法をスポーツトレーナーがお教えします。
この記事の目次
こむら返りを起こす原因は?
「こむら返り」は筋肉が異常に収縮してしまった状態のことです。一般的に言われる「足がつった」状態のことですが、実はふくらはぎに限らず体中筋肉があるところはどこでもつる可能性があるのです。
こむら返りが起こる原因は下記の4つが代表的です。
水分不足
気温の高い時やスポーツの最中などによる大量の発汗で、体内の水分が不足することで血液の粘性が高まり血流が悪くなりこむら返りを起こします。
筋肉の疲労
長時間立ちっぱなしとか長距離歩いた、スポーツをしていで走りまわったなど、疲れがたまっている時はちょっとした動作でもこむら返りを起こす事が多いです。
ミネラル不足
筋肉を動かすためにはミネラルが欠かせません。特にマグネシウムやカリウムなどのミネラルは汗とともに排出されてしまいます。汗をかいた後にミネラルが含まれていない水だけを摂取していると体内のミネラルが不足し、こむら返りが起こりやすくなります。
冷え
カラダが冷えて血行が悪くなると、こむら返りが起こりやすくなります。
これらの4つは筋肉を動かすために必要な要素です。筋肉の収縮がスムーズにいかないとこむら返りが起こると考えられます。1つの原因で起こるのではなく、いくつかの要因が絡み合ってこむら返りを起こすと考えられます。
こむら返りが速攻解消する方法
こむら返りは筋肉が収縮している状態ですので、痛みが起きた場合にはすぐに筋肉を伸ばすことで解消できます。縮んだ筋肉を元に戻せばすぐに痛みは消えるのです。
こむら返りの多くは「腓腹筋」(ひふくきん)というふくらはぎの筋肉です。
腓腹筋は膝を伸ばしたままつま先を持って、自分の方に引っ張ることで伸ばす事ができます。この時、痛みがあってもしっかり膝を伸ばすことがポイントです。
こむら返りを予防する
こむら返りを予防するのは簡単です。お風呂に浸かったり、カイロなどでふくらはぎを温め血行を良くするように心がけましょう。
ストレッチも有効です。筋肉の疲労回復と血行促進の効果が高いので良く歩いたりした日は痛みが出ていなくてもしっかりストレッチを行うようにしましょう。
特にこむら返りが起こりやすい就寝中は体温が低下しますし、寝ていてカラダを動かさないことで血行が悪くなっています。そのため、就寝中につりやすいのです。
就寝前に良く攣るという人は、しっかり温めてストレッチしてから寝ると良いでしょう。
まとめ
こむら返りは年齢性別関係なくだれでも起こる症状です。
深刻な症状ではないので心配はいりませんが、頻繁に攣ったり、温めたりストレッチなどを行っても改善が無い場合は、血管の疾患やそのほかの内臓疾患などから起こっている可能性も考えられます。
そのような時は一度医療機関で診察してもらうようにしましょう。
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