急なぎっくり腰に!スポーツインストラクターが教える簡単な対処法
ぎっくり腰の痛みは経験した人にしか分からないとよく言います。「魔女の一撃」とも呼ばれる衝撃的な痛みです。
経験者は分かりますよね。突然動けなくなるんです。一歩も歩けないし、体勢を変えることもできないし、周りから見たら冗談に見える程です。
ぎっくり腰になったらなるべく早く症状を改善するために、スグに行ってほしい対処法を紹介します。
この記事の目次
ぎっくり腰はどんな状態?
「今そこでぎっくり腰になって」、とやっとの思いで治療院にたどり着くように来る方がいます。
前かがみでよろよろと足を運びながら、前に支えが無いと立っていられない状態です。両脇を抱えられて来ることもあります。それほどまでに強い痛みが出るのですが、原因はちょっと体勢を変えたり、ほんの些細な日常動作だったりします。
ぎっくり腰は突発性腰痛症といい、腰部の組織が損傷を起こす捻挫であることが多いです。
まれに、老化が原因で骨折やヘルニアを起こしていることもあります。
ぎっくり腰を早く治すためには?
ぎっくり腰になったら第一に「楽な体勢で安静」にしてください。
横向きで寝て、少し背中を丸める姿勢が楽に感じますが、それ以外の姿勢でもいいのでとにかく楽になれる状態で患部を動かさないことがポイントです。
もし外出中で寝ることができなければ、その場で壁や電柱などにもたれかかって前かがみの姿勢になると良いでしょう。しばらくその姿勢でいると、徐々に動けるようになってきます。
横になれる場所まで移動して安静を保つ事ができるようになったら「腰を冷やして」ください。15分位冷やすと感覚が無くなってきますので、一回休憩して痛みを感じてきたらまた冷やします。痛めてから、いかに早くしっかり冷やすかで回復の早さに差が出てきます。
ぎっくり腰の場合には、2日~3日で痛みが鈍痛(鈍い痛みや重ダルイ痛み)に変わってきます。そうしたら今度は温めます。その頃になってから医療機関を受診し、骨折やヘルニアがないか確認しましょう。
骨折などがあると痛みが長引きます。
動けるようになっても腰部に違和感やダルさを感じる時には、マッサージやストレッチをして、患部周辺の筋肉をほぐすことで慢性の腰痛に移行しにくくなります。
ぎっくり腰を繰り返さないためには?
ぎっくり腰は繰り返すといわれます。筋肉のバランスや弱さを改善しない限りは、ぎっくり腰になりやすい状態です。
1度ぎっくり腰になってしまったら、しっかり治した後に、腹筋運動とストレッチでぎっくり腰を繰り返さないカラダ作りをしましょう。
そしてもう一つ重要なのが脚の筋力をつけておくことです。
特に太ももの筋肉が弱いと、荷物を持ち上げる時についつい腰を使って持ち上げてしまします。膝を曲げて背筋を伸ばしたまま荷物を持ち上げるようにするなど、どんな時でも膝を曲げる癖をつけておくことで、ちょっとした動作でぎっくり腰になるリスクを減らすことができるのです。
まとめ
いかがでしたか?
ぎっくり腰を引き起こすのは一瞬の動作ですが、実は肥満や姿勢など日常の積み重ねが大きく関わっています。ぎっくり腰はクセになってしまうケースもありますので、早めの対策が大事なポイントになってくるでしょう。
ぎっくり腰を繰り返さないためには、自分の姿勢や体型を見直してみてください。
(関連記事)
自分でできる腰痛改善法
「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。
多数の体験談がございます。併せてご覧ください。