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椎間板ヘルニアは完治はしない?30年以上の腰痛経験者が語る体験談

椎間板ヘルニア
この記事は約 6 分で読めます。

椎間板ヘルニアと上手に付き合う方法を発見した体験談 についてこれからお話させていただきます。

はじめまして、私は現在50代になる女性ですが、腰痛・ヘルニア歴は非常に長く、20歳の時から30年以上もの付き合いになります。

ヘルニアになった原因は、合気道の受け身のマネをして、芝生に何度も尻もちをついていたことでした。はじめは腰の右側がしびれる程度だったのですが、段々と痛みが出てきて大学の講義で座っているのも辛い程になってしまったのです。

折角、通学電車で目の前の席が空いても10分と座っていることができなかったので、他の人に譲る様にしていました。その状態は何度か良くなっては繰り返しを続けて、今に至ります。

長い付き合いですが、酷くなる度に何かしらの対策を実行しては楽になり、を繰り返していました。しかし加齢のせいもあり、最近ではちょっと腰を曲げすぎるとすぐに痛みを感じる様になったのです。さすがにこのまま年を取ると、きっと腰が曲がった老人になってしまうと不安になり、真剣に治療を受けることにしたのです。

それでは、これから私の治療体験記についてお話させていたいただきます。ぜひ参考にしていただければと思います。

この記事の目次

まずは病院で検査をして貰った

20代の時に整形外科で診察を受けたことがあります。

本で調べたところ、症状的には椎間板ヘルニアに違いなかったのですが、万が一他の病気だったらと思い、最初に痛みを感じた時にすぐに病院へ行きました。割と大きな市立病院に行き、レントゲンを撮影して貰いました。

その結果、骨と骨の隙間が少し狭くなっていて、それが神経を圧迫しているのだろうと言われました。

しかし手術する程酷くはなく、日常生活ができているのならば問題はないレベル、とのことです。

「確かに痛いだろうけれども、これは薬で治せるものではないので、自分で運動して筋肉を付けて、柔軟性を付けると痛みが少なくなるよ。」とアドバイスして貰いました。

湿布も冷やすと良くないのでむしろ温めた方が良いから、と処方されませんでした。

今まで痛みが怖くて運動できなかったり、長時間歩くのを控えていましたが、全く逆の発想であることが分かりました。私の場合、運動をしたり歩いたりした方が良いと聞き、医師からのアドバイスに従って何かしら対処法を考えようという気持ちになったのです。

一番効果があったのは、やはりストレッチ

まずは今まで常に腰や膝を曲げておそるおそる行動していたのですが、思い切ってストレッチ運動をしてみました。

3ヵ月近く姿勢が悪いまま生活をしていたので、最初は脚を伸ばしてただ座る姿勢になるだけでも腰が痛くて悲鳴が上がる程でした。いつの間にこんなになってしまったのかと後悔しながら、とにかく初日は長座をするので終りました。

2日目は長座の姿勢から少しでも上体を前に倒す練習をしました。

3日目は脚を左右に開いて状態を倒す練習と、毎日少しずつストレッチの幅を広げて続けて行ったのです。

すると1ヵ月も経つ頃にはストレッチがスムーズにできる様になりました。その頃にはなんとヘルニアのあの辛い痛みが殆どなくなり、椅子に座ったり長時間立っていたりすることができる様になりました。

このストレッチは30年間ヘルニアが酷くなる度に行っています。最初は痛みが酷いのですが、いずれも1週間程で痛みが治まるので、私にとってはお助けエクササイズです。

整体に通って楽になったこと

3年前にまたヘルニアが悪化したのですが、その時には更年期障害による自律神経の不調も感じました。

自分でストレッチをすると、めまいがおきることもあり、どうしようかと思ったところ、整体がヘルニアにも自律神経にも効果があることを知ったのです。

そこでネットで調べて、通える範囲で腰痛と自律神経の両方に効果があると言われる整体院を探しました。そして、整体師に言われて驚いたことがあります。

それは「自律神経の不調で腰痛が起きることもありますよ。」と言われたことでした。

私が通ったのはボキボキ骨を鳴らすタイプではなく、ゆっくりと身体を動かしたりマッサージをするタイプの整体です。30年間も繰り返すヘルニアがそんなに簡単に治るとは信じていなかったのですが、施術を受けて2回目で腰痛がなくなりました。

多少料金がかかりますが、血流が良くなるので冷え症が改善したり、頭痛やめまいが改善されるなど、他にも良い効果があるので満足しています。

長時間の外出も辛くなくなり、腰を気にしなくなった

ヘルニアの痛みが改善されて一番良かったのは、長時間の外出ができる様になった、という点です。

非常にワガママな痛みで、長時間立っている、長時間座っているのどちらでも痛むので、子供と一緒に混雑した場所に外出するのが憂鬱で仕方ありませんでした。どこに行っても「腰が痛い」と思いながら過ごすことが多かったのですが、1日中腰痛を忘れていられるというのは素晴らしいことです。特にドライブに出かける時にとにかくサービスエリアで降りたくてイライラすることもなくなりました。

もちろん日中の家事なども楽になりました。掃除、洗濯、料理と以前は腰のことを考えながら行っていましたが、今では普通に立っていられる、座っていられる有難さを実感しています。

もしもまたヘルニアが酷くなったら、整体院に通えばすぐにすっきりできると分かっている分気持ちも楽になります。

おわりに

いかがでしたか?

以上が、私の30年以上に及んだ椎間板ヘルニアの治療・体験談になります。

・まずは病院へ行き、専門の先生にきちんと診ていただくこと

・ストレッチや運動を毎日少しずつでも続けること

・自分に合った整体・接骨院を見つけ、通うこと

こちらの3つが私のヘルニアと上手に付き合っていくためのポイントになります。

ヘルニアの痛みは完治しなくても、上手に付き合っていくことは可能だち思っています。

私の場合、体を動かさないと余計血流が悪くなり、筋肉が凝り固まってしまい痛みを感じる様になります。ですが、まずは怖がらずにしっかりとストレッチ運動をして腰を動かすこと、血流を良くする為に整体院に通うことが大事だなと思っています。

これでかなり楽になりますので、もしも私と同じような症状でお悩みの方がいらっしゃいましたら、是非参考にしていただければと思います。

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自分でできる腰痛改善法


「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」


坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、 やはり根本改善をしていくべきだと思います。

「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」


これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。

そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。

多数の体験談がございます。併せてご覧ください。

坐骨神経痛

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ザコナビ編集長のヒカルです。当サイトでは、坐骨神経痛をはじめ、腰痛・ヘルニアなど足腰の症状でお悩みの方必見の最新情報をお届けしております。ぜひ健康的な体を取り戻しましょう。

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