20代女性の坐骨神経痛体験談!歩き方・食生活の見直しと運動で改善
歩くのも痛くてつらいのが坐骨神経痛です。
「なんとかこの痛みから逃れたい。」と願いながら、日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
今回体験談をお寄せ下さったサヤカさんも、そうした毎日を送っていた一人でした。
「中学時代の部活で、腰に負担をかけ続けたことが原因。」そう語るサヤカさん。卒業後、若くして大変な腰痛に悩まされましたが、これからご紹介する3つの方法で痛みを克服し、趣味を楽しむ生活を満喫するまでになりました。
サヤカさんの痛み克服体験は、同じく坐骨神経痛の悩みを抱える方にとって、とても参考になるでしょう。ぜひご覧ください。
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この記事の目次
坐骨神経痛の原因は、学生時代の部活?
こんにちは、20代の会社員のサヤカ(仮名)と申します。これから私の坐骨神経痛の体験談をお話させていただきます。
健康が取り柄と言われた私が、坐骨神経痛になったのは今から10年近く前になります。当時は坐骨神経痛という言葉も知らなかったので「なんだろうこの痛みは…」とわけもわからず、つらい毎日を送っていました。周囲にも痛みをわかってくれる人はいなかったのです。
私が坐骨神経痛を発症した要因を探ると、毎日激しい練習をさせられた中学時代の部活が思いあたります。通っていた中学校は部活動が盛んで、部活に入ることが暗黙のルールになっていました。
私は友達とともにテニス部に入ったのですが、そこでフォーム確認のためにおこなった中途半端な姿勢での素振りや、テニスボール拾いをしたことなどが腰へ大きなダメージを与えたのだと思います。
中学を卒業する頃にはすでに坐骨神経痛の兆しがありました。歩くとつらいのはもちろんですが、立ち上がる時や、ただ立っている時でさえも痛みを感じるので、出掛けるのが億劫になりました。
何をしたことで、そんな状態の坐骨神経痛が改善したのか。日々悩んでいる方々に、私が取り組んだ3つの方法をお伝えしようと思います。
少しでも痛み改善のお手伝いができれば嬉しいです。
①歩き方を変えて、神経への負担を減らした
坐骨神経痛の改善のために、まず取り組んだのは歩き方です。坐骨神経痛は歩行時に痛むことが多く、「歩きたくない」「車いすや杖を使いたい」と思うこともよくありました。
私も一時期、家の中で杖を使っていました。さすがに外で杖をつく勇気はなかったのですが、年齢によっては利用する方もいらっしゃるでしょう。
外で杖を使えないなら、歩き方を変えて痛みを感じにくくするほかありません。私の足の痛みはふくらはぎの内側だったので、歩くときここに力が入ると痛みで吐き気を感じることもありました。
歩き方を変えるとは、痛みが強い部分に負荷をかけない歩き方を覚えることです。
私は左足のふくらはぎ内側に力を入れないで動くようにしました。立ち上がるとき、起き上がるとき、階段を上り下りするときも、なるべく力を入れないようにしていました。
坐骨神経痛は、筋肉が衰えると痛みが強くなります。「運動をして、自然のコルセットと言われる筋肉を鍛えればいい」という本も沢山ありますが、痛みの強い時の運動は私にはむいていませんでした。
そこで、歩き方を変えることで、神経のダメージを抑えることにしたのです。
②お風呂やプールで運動をする
痛みがひどいときは歩き方を変えて、神経が傷つかないように努めましたが、調子がいいときは運動で新陳代謝を高めることにも挑戦しました。
坐骨神経痛は神経がダメージを受けると足にまで痛みが走ります。神経の修復には、新陳代謝を高めることが必要だと思いましたが、普通の運動では私の痛みは悪化してしまいます。
そこで、お風呂やプールで運動することにしました。お風呂やプールの水には浮力があります。浮力があることで、神経への負担の軽い運動ができると思ったのです。
プールでの運動は、足腰を負傷したアスリートがリハビリで取り入れていますし、高齢者の運動としても適切な方法だといわれています。
足腰に負担のない運動は、具体的には痛みを感じていない筋肉を鍛える運動です。太ももや腰など、痛みのないところを動かすようにしました。
バスタブは狭かったので、こちらでは関節を動かすなどの部分的な運動をおこない、広いプールでは筋肉や関節を動かして歩行の練習をしました。重力がかからない分、運動が痛みにつながりにくく、効果的だったと思います。
③食生活の見直し-ビタミンBを多く摂る
坐骨神経痛は、神経が修復すると痛みがなくなります。そこで、神経を修復するために食事面を変えてみようと思いました。TVコマーシャルでも神経修復のためのサプリメントがよく宣伝されていますが、それがヒントになったのです。
神経を回復させる成分はビタミンB、特にビタミンB12です。この成分を積極的に取りはじめてから、坐骨神経痛の痛みが減少したと思います。
一日中歩き回って疲れても、その疲れが回復するかしないかで、翌日の足腰のコンディションがかなり違ってきます。朝から痛みを感じて歩きづらい日が多いのですが、普通に歩行できる調子のいい日も見られるようになりました。
ビタミンB、ビタミンB12中心の食事とはどのようなものかといえば、魚介類を取り入れた食事です。特に青魚にはビタミンB類のほかにビタミンEも豊富ですし、血行促進になります。坐骨神経痛とともにあらわれやすい冷えも改善が期待できるのです。
逆に神経の回復を遅らせて、坐骨神経痛に良くないと言われるのは、辛いものなどの刺激物です。これらはなるべく取らないように気をつけました。
味の濃いものが恋しい時もありましたが、食事面での改善は坐骨神経痛の改善につながります。我慢したことは、体の土台作りのためには大切なことだったと思います。
症状が良くなり、趣味の料理も楽しめるように!
坐骨神経痛がよくなって嬉しかったのは、当たり前のように歩けて、好きな所に行けるということです。
これまでは家族や友人と旅行にも行けないほどの痛みがありましたが、坐骨神経痛の痛みから解放されると行動派にも広がったのです。好きな場所に、好きな時に歩いて行けるのはとても幸せなことですね。
またもう一つ嬉しかったのは、趣味を楽しめるようになったことです。私は子供のころから料理が趣味でしたが、一時期は坐骨神経痛のためにキッチンに立つこともできませんでした。
その頃の私はただ立っているだけもつらく、冷蔵庫に食材を取りに行くなど、キッチンを動き回ることはとてもできませんでした、痛みに対してだけでなく、料理をできない自分自身に対してもストレスを感じるようになっていました。
坐骨神経痛が良くなり、料理もできるようになったことは、精神面にとてもいい影響があったと思います。
今でも、「キッチンで足腰を冷やさない」、「無理をしない」といったことは心がけています。それでも楽しい趣味を満喫し、日々の暮らしを謳歌できることは、私らしく生きていると感じられてとても満足しています。
腰痛を再発させないために
様々な病気がありますが、坐骨神経痛は精神面でも行動面でも毎日の生活に悪影響を与えてしまう病気だと思います。
できることが痛みにより制限されてしまうのはとてもつらいことです。特に私のように若くしてできないことが増えるのは、趣味だけでなく、人生にも直接的に関わってくる問題です。
坐骨神経痛を経験し痛みが改善された今、これまでできなかったことに一生懸命取り組もうと思うようになりました。
仕事にもついて、将来のことが明るく考えられるようになりました。普通の生活をおくれることが幸せだと、苦しかった坐骨神経痛が治ったことで強く感じられる毎日です。
おわりに
サヤカさん体験談をありがとうございました。
いかがでしたか?
今回サヤカさんが取り組んだのは次の3つの方法です。
(1)歩き方を変えて、神経へのダメージを減らした
(2)お風呂やプールで足腰に負担のない運動をした
(3)食事内容の見直しで、神経痛の修復改善を試みた
体を支える筋力をアップさせダメージを受けた神経を守ると共に、栄養面を見直すことで積極的な補修も試みました。その結果、痛みのない快適な日々を過ごすことができました。
坐骨神経痛をを克服し、行動範囲が広がったサヤカさんは、普通の生活をおくれる幸せを心の底から感じているようです。
「普通の生活を送れることが幸せ」
そう言えるのはとても素晴らしいことですね。健康面は後回しにしてしまう方も多いかもしれませんが、自分の体ですし大切にしないといけませんね。
今現在坐骨神経痛でお悩みの方も、彼女の前向きな姿勢を参考にし、健康的な毎日を取り戻せるようがんばりましょう。
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「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。
多数の体験談がございます。併せてご覧ください。