【30代男性 坐骨神経痛体験談】定番の3つの方法で痛みのない体へ
「私の仕事には腰痛は付きものだから…」と諦めてはいませんか?
今回体験談をお寄せいただいたはじめさんは、30代後半の設備業を営む方です。仕事柄腰痛は付きもののようですが、足腰の痺れを伴う坐骨神経痛は、それまで体験したことのないものでした。
仕事への影響を恐れたはじめさんは医師の助言に沿って、坐骨神経痛の対処法を調べ実践します。
その結果、調子も良くなり、設備業の職業病とも言えそうな従来の腰痛まで治るという、嬉しいおまけまで付いてきたようです。
はじめさんがおこなった3つの対処法とは?
腰痛に悩む方の良い参考例とな思いますので、ぜひご覧ください。
この記事の目次
設備業男性を襲った、従来とは違う痛み
はじめまして。私は30代後半の自営業の男で、はじめ(仮名)と申します。これから私の腰痛体験談についてお話させていただきます。
私の仕事は建設業で、中でも設備業と言われるものです。トイレやお風呂の設置をはじめ、新築や改装の家の設備面のほとんどを請け負っています。水回りの仕事が多いですが、電気技師の免許も持っておりますので簡単な電気工事も行います。
設備屋さんはほとんどの人が腰痛と言ってよいほど、この業種に腰痛はつきものです。私も若いころから腰痛に悩まされていて、痛みを騙し騙し作業をしてきました。
ところが去年の冬頃から、今までとは違う痛みが現れたのです。
最初の頃は今までと同じように、そのうちに痛い症状は和らぐと思っていましたが、いつまでも続くので不安を感じるようになりました。従来の腰痛は、何か作業をするときに不自由を感じるだけでしたが、今回の痛みは腰から太ももにかけてしびれを伴うものだったからです。
お医者さんに相談に行ったところ、坐骨神経通と診断されました。特効薬はないので、生活習慣を改善するようにと言われました。仕事を続けていくためには本気で坐骨神経痛に取り組まなくてはいけません。
そこで、これから私が取り組んだ3つの改善法についてご紹介させていただきます。
固くなった筋肉をほぐすストレッチ
まず私が始めたのは坐骨神経痛を解消するためのストレッチです。お医者さんから「筋肉が固くなっているために、坐骨神経痛が起こる」と言われていました。
学生の頃はサッカー練習で筋肉トレーニングやストレッチをやりましたが、設備屋をはじめてからは何もしていません。とりわけストレッチは学生の頃から苦手で、筋肉はあるものの固いと、よくコーチに言われたものです。
ユーチューブで、「坐骨神経痛 ストレッチ」と検索するとたくさんの動画が出てきました。いくつかの動画を見ましたが、ほとんど似たような動きでしたので、画面に出ている動きを真似てやってみました。
最初に「仰向けに寝て、太ももを折り曲げお腹につける」という動作を真似てみました。このように書くと簡単そうに思えますが、最初のうちは痛いのと筋肉が固いのとで、太ももがまったくお腹につきませんでした。
そこで、家内に上から押さえてもらうなどして、少しずつ可動域を広げていきました。これにより筋肉がほぐれて、しびれた感覚が弱くなってきました。
長友選手の本を買い、体幹トレーニングを行う
ストレッチを続けていくと、腰からお尻、そして太ももにかけての痛みや痺れが少しずつ改善されましたが、完全に治るというところまではいきませんでした。
原因は毎日の仕事にあります。職業柄、どうしても重いものを持たなくてはいけないので、こればかりはどうしようもありません。
坐骨神経痛の対処法を調べてみて、筋肉をつける必要性を感じました。学生時代に運動をしていましたし、力仕事なので筋肉はあると思っていましたが、対処法として必要なのは、大きな筋肉ではなく小さな筋肉だったのです。
その小さな筋肉をつけるには体幹トレーニングが良いと知り、早速調べてみました。サッカーの長友選手が体幹トレーニングの本を出していたので、それを購入して試してみることにしました。
長友選手の体幹トレーニング法は私が以前おこなっていたものとは異なり、一見きつそうではないものの、はじめるとじわりと汗をかいてきます。基本は地面に右ひざと左手をついて、反対側の手と足を延ばすというやりかたですが、これによって、骨と大きな筋肉の周りを強化できるそうです。
体幹トレーニングをはじめてから、姿勢も良くなり、少しずつ坐骨神経痛も改善されていきました。
妻に勧められた糖質制限ダイエット
坐骨神経痛の改善のためにもう一つ取り入れたのがダイエットです。お医者さんが、私のメタボなお腹を見て「これも腰痛と坐骨神経痛の原因です」と言われたからです。
私自身認めていることですが、このお腹は大好きなビールが原因です。ついに禁酒をしなくてはいけない時が来たかと感じましたが、仕事上の付き合いもあって、お酒の会は欠かせません。
悩んでいたところ、家内が糖質制限ダイエットをやっていると知りました。これは米、小麦粉、ビールなどの糖質を制限するもので、それ以外は肉などのタンパク質は食べても良いというものです。
私は糖質が含まれる美味しいビールをやめて、糖質カットのビールに切り替えました。最初は味になじめませんでしたが、ダイエットのためと我慢しました。米などの主食も減らして、体重も少しずつ落ちていきました。すると腰まわりも軽くなり、今までより自由に動かせるようになりました。
お尻の痺れも弱くなり、快適な生活を送れてうれしく感じています。
坐骨神経痛が改善され、痛みのない毎日に!
坐骨神経痛に悩まされていた頃は、仕事をするのも億劫でした。車の運転もつらかったので、家族と出かけることもありませんでした。休みの日はずっと家にいてストレスがたまり、不機嫌な日が多かったように思います。
坐骨神経痛の症状が改善されてからは、気持ちが明るくなり、仕事も楽しくなりました。家族と出かける時間も増えたので家族からも喜ばれています。そのうえ慢性的な腰痛からも解放されました。
「痛みがないのはこんなにも楽なことなのか」と驚くとともに快適さを実感しています。
坐骨神経痛と診断された時は、お先真っ暗だと思いましたが、その衝撃が、生活改善を頑張る力になったのでしょう。今では良い経験だったと思います。
ストレッチと体幹トレーニング、糖質制限ダイエットによって引き締まった体を手に入れました。子供達から「最近お父さんかっこよくなったよね」と言われるのも、もう一つ嬉しい結果です。
体にいい習慣は続けていこう
坐骨神経痛に悩まされている時は、本当に大変でした。痺れには痛みに勝る怖さがあります。
そのうち体が動かなくなるサインではないかと考え込む時もありましたが、坐骨神経痛は治らないものではありません。きちんと対処すれば症状が改善されていくものだと、身をもって知りました。
坐骨神経痛のための対策は、坐骨神経痛だけに良いというわけでなく、体の調子を整える効果もありますので、この良い習慣を続けていきたいと思っています。
まとめ
はじめさん、貴重な体験をありがとうございます。
体験談で紹介いただいた坐骨神経痛への対処法は3つでした。
(1)ストレッチ
(2)体幹トレーニング
(3)ダイエット
思いのほか特別なことをされた訳ではなく、私たちもよく聞く方法を、自分に合わせて上手に取り入れたようです。加えて、仕事に影響を及ぼすことのないようにと、真摯に症状改善に取り組んだはじめさんの意志の力が素晴らしい結果をまねいたとも言えるでしょう。
腰痛や坐骨神経痛に悩む方にはぜひ、気持ちを込めて3つの対処法を試していただきたいと思います。
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「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」
坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、
やはり根本改善をしていくべきだと思います。
「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」
これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。
そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。
多数の体験談がございます。併せてご覧ください。