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坐骨神経痛の要因の一つ、腰部脊柱管狭窄症ってどんな症状?

 2015/12/18 症状
この記事は約 4 分で読めます。

中高年を悩ます痛みの一つ、坐骨神経痛。これは医学的には病名ではなく、症状を表すものなのだそうです。椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄症などもとになる病気があり、それによって、腰痛や下肢のしびれを引き起こします。

椎間板ヘルニアの患者層は若い人から、中高年まで比較的広い年代です。ところが、脊柱管狭窄症は老化が影響しており、40歳代以降の年齢に見られる病気です。ある調査では、女性の方が男性の2倍の患者数であるという結果が出ています。一般には、間欠跛行が特徴的症状と言われますがこれはいったいどんなものなのでしょう。

今回は、中高年に多い、腰部脊柱管狭窄症とはどのような症状なのか、詳しく紹介します。

最も特徴的な症状は間欠跛行

慶應義塾大学医学部整形外科教授の戸山先生によると、腰部脊柱狭窄症は「骨、関節、椎間板、靭帯など脊柱管を構成する要素に何らかの原因が加わって、狭窄が生じた結果、とくに間欠跛行という特徴的な症状を呈する症候群」(※)ともいえるのだそうです。それほど主要な症状である間欠跛行とはいったい、どのようなものなのでしょう。

もともと間欠とは、一定時間をおいて物事が起こったり、やんだりすることをいいます。間欠跛行は、歩き始めはなんともなくても、歩いているうちに下肢にしびれや鈍い痛みを感じ、しばらくすると症状がおさまり、歩けるようになるものの、また同じような痛みを繰り返すものです。

※戸山芳昭著『坐骨神経痛がわかる本』(株式会社法研)より引用

間欠跛行以外にどんな症状がある?

間欠跛行以外にもいろいろな症状が出ます。例えば腰痛。体を動かすと痛みが強くなり、安静にしていると痛みが治まります。

前傾・前屈姿勢で痛みが消え、体を後ろにそらすと痛みが増すのが特徴です。そのほか脚のしびれ感、知覚異常が起こります。脚が冷たくなったり、足底がじりじりしたりといった症状です。

これらの異常が時間の経過とともに変化したり、しびれ感を感じる場所が変わったり、広がったりする場合をセンソリー・マーチの症状と呼ぶそうです。これについては次の項で詳しく説明します。

センソリー・マーチの症状とは?

センソリーとは感覚という意味があります。直訳すれば「感覚の行進」ということでしょうか。

具体的には、お尻から足にかけて、場所を特定できない鈍い痛みやだるさ、感覚の低下、不快な感覚、血流が低下している感じ、チリチリと焼けるような痛み、正座をしていてしびれをきらしたような足の裏の不快感、足のうらの皮膚が厚くなったような感覚、下肢の皮膚のつっぱり感といった症状を指します。

坐骨神経痛で悩んでいるみなさんには、このような症状はありますか?

もし、あるとしたら、あなたの坐骨神経痛の原因は腰部脊柱管狭窄症かもしれません。

筋力の低下で引き起こす症状とは?

さて、これまで典型と呼ばれるような症状について紹介してきましたが、その他に筋力低下で引き起こす症状があります。

脚に力が入らない、歩いていてつまずきやすいといった症状です。重症例では括約筋の筋力低下もみられます。

括約筋とは、肛門、尿道、目、消化管などで開口部を輪状に囲んでいる筋肉です。

収縮することで、開口部を閉じる働きをもちます。この筋力低下によって、尿や便の失禁をもたらします。排尿・排便障害をもたらすと、手術の必要性が出てきます。

まとめ

いかがでしたか?

ただの腰痛だと思っていた方の中には、この症状を読んで、もしかして脊柱管狭窄症かもと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

よく比較される椎間板ヘルニアとの違いは前屈で楽と感じるか、後屈で楽と感じるかが決定的な見分け方だといいます。

脊柱管狭窄症の場合は先に紹介したように前屈姿勢で楽と感じます。

ただの腰痛ではないと思われた方は、ぜひ医療機関で正しい診断を受けてください。

 

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1日5分伸ばすだけの坐骨神経痛改善法


「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」


坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、 やはり根本改善をしていくべきだと思います。

「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」


これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。

そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの坐骨神経痛に特化したストレッチです。

こちらの体験談のページにも記載いたしましたが、私はこのストレッチを続けたことで本当に足腰の痛みがなくなりました。

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ザコナビ編集長のヒカルです。当サイトでは、坐骨神経痛をはじめ、腰痛・ヘルニアなど足腰の症状でお悩みの方必見の最新情報をお届けしております。ぜひ健康的な体を取り戻しましょう。

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