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梨状筋症候群の手術について考える~その選択は正しいの?

 2015/12/24 治療法
この記事は約 4 分で読めます。

お尻の後ろ側から太もも裏、ふくらはきの痺れ感が特徴である梨状筋症候群。坐骨神経痛の原因の一つともいわれています。

その梨状筋症候群の場合、そのほとんどが、ストレッチや神経ブロック注射で改善され、完治も可能だといいます。しかし、日本脊髄外科学会によれば、梨状筋症候群患者のうち、10%くらいは手術実施ケースになるとのことです。手術の場合、どのようなことが行われるのでしょうか。

そこで今回は、あまり聞きなれない、梨状筋症候群の手術について調べてみました。入院期間がどのくらいか、お金はどのくらいかかるのか、気になるところだと思います。そちらについても合わせて調べてみました。

梨状筋症候群の手術適応の人とは?

手術

ブロック注射により、症状の改善が得られない人が対象となります。通常の注射は静脈血管に行いますが、ブロック注射の場合は、神経や神経周囲に麻酔剤を注射します。梨状筋症候群の場合、梨状筋ブロックを行います。

梨状筋症候群はインナーマッスルの損傷であるため、診断がつきにくい病気です。椎間板ヘルニアとも病態が似ています。医師の中には、梨状筋ブロックのほか、選択的神経根ブロックを試したうえで、効果がなければ手術適応すべきとの見解もあります。いずれにせよ、ストレッチもブロック注射も効果のない人で、痛みの症状が強い人が対象です。

どんな手術をするの?

治療

手術名としては梨状筋切開術です。局所麻酔下で横向きに寝た状態(側臥位)で手術を行います。痛みのある方の臀部の皮膚を切開します。次に電気刺激を用い、坐骨神経を確認します。梨状筋と坐骨神経の状態を肉眼で確認し、梨状筋の回りの神経を保護してから、坐骨神経を圧迫していると思われる梨状筋の必要なところを切り開きます。その後、傷口を閉じるという流れです。

手術時間は40分から50分くらいです。局所麻酔下で行うため、会話をしながらの手術となるそうです。患者に状況を確認しながら麻酔薬が追加されることがあるそうです。

費用は?入院期間は?

疑問

入院期間はだいたい1週間くらいだそうです。保険適用の自己負担分で12万円くらいです。手術後は手術翌日の午後から歩けるようになります。ただ、個人差があるため一概にはいえません。

いろいろな方の経過を見ていると、病院で入院して手術を受ける費用よりも、どこの病院に行くかという点で費用を要しているようです。神経に関係してくる病気であるため、一般の整形外科ではなく脊椎専門外来のある医療機関での診断、施術が確かでしょう。

手術で梨状筋症候群とはいいきれない例も…

腰痛

切開をしてみて梨状筋症候群とはいいきれない例もあるそうです。

異常だったのは梨状筋ではなく血管だったり、梨状筋の下の層である双子筋の圧迫だったり、また、外傷やスポーツでの筋肉の酷使以外に、人工股関節形成術後の患者さんにも梨状筋症候群のような状況が見られた例があったといいます。研究者の中には、梨状筋症候群という病名ではなく、骨盤出口症候群とすべきという見解もあります。

いずれにせよ、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった他の坐骨神経痛の原因病名とくらべると厄介なものであるといえそうです。

まとめ

いかがでしたか?

症状を抱えている人にとってはつらいものです。だからといって、医師に手術を勧められ、即答するのは難しいことでしょう。

今回改めて調べてみて、セカンドオピニオンの必要性を感じました。手術して良くなった例もあれば、お金をかけたのに変わらないという例もあります。

脊椎専門外来での評価がどうなのか、専門家に確かめてみてから考えるのも遅くはないのかもしれません。

 

梨状筋症候群に関するページはこちら

坐骨神経痛の一つ、梨状筋症候群の症状 ヘルニア、狭窄症との違いは?

梨状筋症候群の原因 スポーツ選手や女性に多い理由とは?

梨状筋症候群の診断法 ヒブテスト、フライバーグテスト、ペイステスト

手術をしなくても梨状筋症候群は治る ストレッチ、鍼灸、整体も効果的?

その坐骨神経痛、梨状筋症候群が原因?簡単ストレッチで改善しよう

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1日5分伸ばすだけの坐骨神経痛改善法


「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」


坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、 やはり根本改善をしていくべきだと思います。

「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」


これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。

そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの坐骨神経痛に特化したストレッチです。

こちらの体験談のページにも記載いたしましたが、私はこのストレッチを続けたことで本当に足腰の痛みがなくなりました。

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ヒカル

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ザコナビ編集長のヒカルです。当サイトでは、坐骨神経痛をはじめ、腰痛・ヘルニアなど足腰の症状でお悩みの方必見の最新情報をお届けしております。ぜひ健康的な体を取り戻しましょう。

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