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【椎間板ヘルニアの原因】考えられるのは加齢、姿勢、仕事、運動、喫煙など

椎間板ヘルニア
この記事は約 4 分で読めます。

ある資料によると、椎間板ヘルニアの好発年齢は、多い順に20歳代、30歳代、40歳代、10歳代、50~60歳代であるとのことです。これだけ年齢がバラバラだと加齢が原因だとはいいきれません。

もちろん、50~60歳代に関しては、老化によって、骨と骨のクッションの役割を担う椎間板が機能しなくなってきたことが原因の一つと考えられます。

スポーツ選手にも椎間板ヘルニアで悩んでいらっしゃる方もおられますが、全てのスポーツが関係しているわけではありません。

もちろん、ギックリ腰のように、重い荷物を急にもつことで起こる可能性はありますが、それだけが原因とは考えられません。

そこで、今回は、椎間板ヘルニアの原因についてまとめてみました。

この記事の目次

労働から考えられる原因

ドライバーとヘルニアの関係

前出の好発年齢を見てみると、社会人の年齢の人が多く、どうも仕事と関連しているように思えます。

実際、仕事と椎間板ヘルニアについて研究している方がいらっしゃいます。その研究成果によれば、重労働者は、事務仕事に従事している人の3倍の椎間板ヘルニアの患者さんがいらっしゃるとか。

重労働というと工事現場を思い浮かべてしまいますが、ダントツの職業がバスやタクシーの運転手さんだとのことです。

確かに、デスクワークもずっと座りっぱなしですが、運転手さんの方が狭い空間で座りっぱなしなので、ある意味、長時間同じ姿勢をとり続けていることになるのかもしれません。

主婦も椎間板ヘルニアになりやすい

ヘルニアになりやすい主婦

男性では、前述のように運転手が椎間板ヘルニアのなりやすさトップなのですが、果たして女性では?

実は、主婦なのだそうです。これも姿勢と関係があるようです。炊事、洗濯、掃除など前かがみの姿勢が多いです。これが、一番の原因とのことです。

また、重いものを持つことも多いです。例えば、子供を抱きかかえる、お米を米びつに入れる、といったことはかなりの重さと勢いがかかります。

じわっと何かを持ち上げるのではなく、瞬発的に持ち上げる動作、これも要因の一つのようです。

スポーツは原因になるのか?

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スポーツに関しては、2つの説があります。

一つは、スポーツ、特にプロ選手と呼ばれる人たちに関しては、かなり体を酷使します。酷使するということは、過度に力を使うことで、影響があるのではないかという考え方。

もう一つは、スポーツ事体はあまり関係なく、過度に腰をひねる動作のあるもの、テニスやゴルフといった特定競技について影響があるという考え方です。

実際、プロスポーツ選手で椎間板ヘルニアに悩んでいらっしゃる方がおられます。この2説のどちらかに該当することもあれば、以前に痛めた腰がまた痛くなるということの結果、ヘルニアを引き起こしているというケースもあるそうです。

原因になるともならないともいえない、といった感じです。

喫煙も原因の一つ

タバコとヘルニアの関係

スポーツと比べ、明らかに要因といえるのが、喫煙だそうです。喫煙により、椎間板の老化が加速するのがその理由のようです。

老化を招く、メカニズムとして想像しやすいのが、血行障害です。

喫煙の多い人はニコチンの影響もあり、血管が細くなります。血管が細くなると、体の隅々にまで十分な酸素や栄養を運べなくなってしまいます。十分な酸素や栄養が届かなければ、栄養不足となり老化になるのもうなずけるのではないでしょうか。

結果として、50歳~60歳の人に起こるようなヘルニアの状態と似ている状況になってしまうのです。

また、血流が悪くなりますと冷え性にもつながります。足先が冷えやすい方は要注意です。冷えを感じた場合は暖かい飲み物を飲んだり、暖かいお風呂に入り体を芯から温めましょう。

まとめ

坐骨神経痛

いかがでしたか?

実は環境面のみならず、遺伝的要素も関係しているという話もあります。ただここで確実に言えるのは、普段の生活環境の中で同じ姿勢を保持する、急に重いものを持つといったことが大きく影響していることではないでしょうか。

仕事上、同じ姿勢を保ち続けなければならない人は、休憩を十分に活用するなどして、椎間板ヘルニアにならないよう心がけましょう。

 

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自分でできる腰痛改善法


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ザコナビ編集長のヒカルです。当サイトでは、坐骨神経痛をはじめ、腰痛・ヘルニアなど足腰の症状でお悩みの方必見の最新情報をお届けしております。ぜひ健康的な体を取り戻しましょう。

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