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仙腸関節が原因の腰痛をAKA博田法とストレッチで完治させた体験談

体験談
この記事は約 8 分で読めます。

「病院や民間の治療院へ通っても、腰の痛みが治らない。」

「レントゲン検査をして、薬を飲んでいるけど、一向に治る気配がない。」

もしかしたら、このようにお悩みの方も多いかもしれませんね。

腰痛、ヘルニア、坐骨神経痛をはじめ、足腰の症状でお悩みの方向けの治療法、薬、サプリメント、改善グッズなどはたくさんありますが、結局どれが正解なのでしょうか?

実は腰痛は複合的な要因が複雑に絡まっているケースも多々あるので、正解は人それぞれ違うでしょう。ですが、あれこれ手を出しすぎても治らないし、一向に改善しない方法を続けていても良くなりません。お金と時間も無駄になってしまいますね。

病院や治療院をたらいまわしにされることを「ドクターショッピング」と言われています。

今回はこのドクターショッピングにならないために、デスクワークで腰を痛め、病院の検査ではヘルニアと診断されたファイナンシャルプランナーさんによる腰痛を完治した体験談をご紹介させていただきます。

ぜひ参考にしていただき、再発のない健康的な体を取り戻しましょう。

この記事の目次

腰の痛みで目が覚め、十分な睡眠をとることができなかった

ファイナンシャルプランナーの田中と申します。私は20歳代の頃にマッサージを受けて、マッサージ師に「あなたは将来腰痛になるよ。」と軽く脅されたことがあります。

その頃の私は腰痛などなく、「何言ってだか…。」程度にしか受け取っていませんでした。それが45歳を過ぎた頃から現実になるなんて、思ってもいませんでした。

ファイナンシャルプランナーの仕事も多くは、パソコンでの資料製作が多く、一日デスクに座っていることも珍しくはありません。きっと姿勢が悪かったのでしょう。気が付かない間に私の腰は痛みを訴えるようになり、そして立派な腰痛持ちとなってしまいました。

私の症状で一番つらいのは座っている時ではなく、寝ている時です。そう、腰痛が原因で目を覚ましてしまい、十分な睡眠をとることができなかったのです。毎晩続く痛みによって困り果てた私は、いくつかの腰痛対策を実践しました。そして私を困らせた腰痛の思いがけない原因を知りました。

病院の診断はヘルニア…なんだか違和感を感じた診断だった

「腰痛は病気である」との信念の元、まずは自宅近くの整形外科(病院)で診察を受けます。医師は軽い診察の後、レントゲンの撮影を指示しました。そこの病院は個人病院なのでMRIなどの大型な装置はなく、レントゲンが重要な検査方法です。

しかし、レントゲンフィルムを見た医師は私に「ヘルニアはレントゲンには写らないんだよね。」と一言。「えっ」と思った私ですが、そこをこらえて話の続きを聞きます。

医師はレントゲンには見えないのを前提に、それでも「きっと軽いヘルニアでしょう」と診断し、薬による治療を行うことにしたのです。「レントゲンに写らないのにヘルニアとはどうなんだろう?」と思いましたが、仕方がなく神経系の薬を貰って帰途に着いた私でした。

今回処方された薬は新しい神経系の薬で、神経を抑える働きのある「リリカカプセル」です。神経を鎮めることで痛みを抑える薬ですが、私には効果がありませんでした。また副作用が強く服用した翌日は、頭がボーッとして集中することもできません。仕方がなく数日で服用を止めることにしました。

私の腰痛は腰と言うより腸骨(ちょうこつ=お尻あたり)が酷く、私自身もヘルニアの診断には疑問を持っていました。そこで違う治療法を探すことにしたのです。

AKA博田法との出会いで仙腸関節をはじめて知る

インターネットで様々な腰痛を調べていると「AKA博田法」と呼ばれる治療法を見つけました。実際には骨盤矯正や整体など世の中には、怪しい腰痛対策が山ほどありましたが、AKA博田法は一部の整形外科も取り入れている治療法で、学会も設置されているものです。

内容は今までヘルニアが原因と考えられていた腰痛の中には、原因が腰椎のヘルニアではなく、仙腸関節(せんちょうかんせつ)と呼ばれる腸骨の動きが悪くなることで起きているものが多く含まれており、仙腸関節を可動させることで腰痛を改善する治療です。

私の場合では特に腸骨の痛みが強く、足の可動域も狭くなっていました。「もしかしたら…」と思って、近くのAKA博田法を取り入れている整形外科を探したました。AKA博田法の学会のホームページで見つけた病院は、自宅から車で1時間の個人病院でしたが、とても大きく患者さんも沢山きている人気の病院です。

高齢の院長先生に腸骨のレントゲンを見てもらった結果、やはり仙腸関節が狭まっているらしく、そこを広げることで痛みが改善されるとの説明でした。院長先生からは「大丈夫、リハビリで治るから。」と嬉しい言葉を頂いたのを覚えています。

その日から週に1回病院へ通いAKA博田法のアプローチ術を、作業療法士から受けることになりました。結果は大きく、あれほど痛かった腰がだんだんと楽になるのが解るのです。AKA博田法は痛みもなく優しい力で仙腸関節を開く治療です。「やはり、ヘルニアではなかったんだ…。」と心で安心したのでした。

再発予防に開脚ストレッチを取り入れてみた

AKA博田法の治療を2ヶ月ほど行った結果、若干の痛みはありますが日常生活での弊害はなくなりました。睡眠時の痛みも少なくなり、痛みで目を覚ますこともなくなりました。また自分で仙腸関節を広げる方法も少しですが分かるようになって、自宅でも毎日、AKA博田法を実践したのです。

そこで院長先生と相談をして、しばらくは様子を見ることにしました。そして自分なりにこの状態を維持するために、あることを日課にすることを決めたのです。それが「開脚ストレッチ」です。

腰痛が始まった頃の症状ととして、足が上がりにくくなることがありました。例えばバイクをまたがろうにも足が上がりません。今から思えばそれは仙腸関節が可動していないのが原因だったのですが、それを予防するために開脚ストレッチを行うことにしたのです。

元々身体の硬い私ですが、毎日お風呂上りに足を開いて開脚を行います。はじめは膝が立っていましたが、数週間もすればあんなに硬かった股関節が広がってくるではありませんか。足も高く上がるようになり、バイクにまたがるのも簡単です。何よりも腰痛が再発しないことが嬉しい効果だと思いました。

腰痛の改善で昔の自分がよみがえった気分に

このようにはじめはヘルニアと診断されて神経の薬まで処方された私ですが、AKA博田法との出会いで原因が仙腸関節にあることが解りました。薬に頼らなくても外部的アプローチで腰痛を改善させることができたのです。またそれからも開脚ストレッチの導入で、良い状態を維持することもできています。

私はスキーや登山が趣味で、腰痛の酷かった数年間は辛い日々を送っていましたが、現在ではスキーも登山も問題なく楽しめています。さらにバイクでのツーリングや旅行にも積極的に出かけるようになりました。

身体を思いのままに動かせることは幸せなことです。あのまま腰痛で睡眠に支障が出ていたら、今頃は睡眠障害で精神的な病気を誘発していたかもしれません。

単に腰痛と言っても、放置するととんでもない大きな病気の原因になることもあるのです。健康面から考えても腰痛の改善は大きなメリットがあるのではないでしょうか?

治療の前に自分の腰痛の種類・原因を知ることが大切

腰痛の原因の多くは「炎症」や「ヘルニア」だと考えられていました。確かに「ぎっくり腰」などは、腰の筋肉の急性炎症が原因で湿布や痛み止めが有効です。またMRIで明らかにヘルニアが神経を圧迫しているケースでは、手術も視野に入れなくてはいけません。

しかし、腰痛にはまだまだ様々な原因があることを、患者である私たちは理解するべきです。私も医師に「ヘルニア」と言われて、そのまま治療を受けていたら、痛み止めを何年も飲むことになっていたかもしれません。

私の場合は仙腸関節でしたが、皆さんの場合は別の何かかもしれないのです。まずは自分の症状をしっかりと把握して、医師と向かい合いあうことが大切ではないでしょうか?

AKA博田法・仙腸関節ストレッチ 解説動画

AKA博多法、仙腸関節ストレッチについては下記の動画がとても分かりやすかったので最後にご紹介させていただきます。お時間がありましたら、ぜひチェックしてみてください。

■たった5分間で9割の腰痛がよくなる本 AKA-博田法で、腰痛が消えた!

■辛い腰痛を改善する♡仙腸関節ストレッチ

おわりに

いかがでしたか?

今回は、仙腸関節が原因で辛い腰痛・ヘルニアでお悩みだった田中さんのAKA博田法・開脚ストレッチでの改善体験談についてご紹介させていただきました。

足腰の症状は人それぞれ原因が違ったり、様々な要因が複合的に絡まりあって症状を発しているケースも多々あるようです。

「病院へ行って薬を飲んでいるから大丈夫。」「口コミで評判の整体へ行っているからいつか治るだろう。」と思っていても、一向に改善しない場合は、他の治療法を検討してみるのもいいかもしれませんね。

(関連記事)

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自分でできる腰痛改善法


「足から腰、太もも、お尻にかけての激痛、痺れがひどくて毎日辛い。」
「長時間歩くことができず、歩行困難な状態。」
「コルセットやサポーター、湿布、痛み止めの薬が手放せない。」


坐骨神経痛の痛み・痺れは一時的に良くなっても、再発しやすい症状ですので、 やはり根本改善をしていくべきだと思います。

「長期間マッサージをしているけど一向に良くならない。」
「湿布や痛み止めの薬を服用しているけど、あまり効果が感じられなくなってきた。」


これらは、一時的な効果しかないのが原因だと考えられます。

そこでぜひ一度お試しいただきたいのが、こちらの改善法です。

多数の体験談がございます。併せてご覧ください。

坐骨神経痛

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ザコナビ編集長のヒカルです。当サイトでは、坐骨神経痛をはじめ、腰痛・ヘルニアなど足腰の症状でお悩みの方必見の最新情報をお届けしております。ぜひ健康的な体を取り戻しましょう。

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